一方で、古いしきたりには意味があり、容易に変えてはいけないという見方もある。
これらは、それぞれの立場の人間には、間違ったことは言っていないだろう。
わかりやすくするため、簡単な例を挙げてみる。
一部の人間は、350nm以下の光は見えない。
だから、ある人が280nmの光で表したことも、さっぱり見えない。
が、ある人たちには、明らかな光を感じることができる。
彼らには、瑞光に近い光は確かに存在する。
が、350nm以下の光に無反応な方には、単なる信仰や嘘にしか思えない。
これは光を使った例だが、20000Hz以上の音でも似た例え話が作れる。
しかし、これをY染色体とかATGCとかにすると、とたんに拒否反応を示す方々がいる。
残念ながら、花瓶にプールの水は入らない。
白黒テレビで、カラー受信はできない。