浅間山荘事件だ。
赤軍派残党などが、山荘に立て籠り、山荘のオーナーのひとりの婦人を人質に立て籠り、銃で機動隊員などを殺傷した事件だ。
が、この事件前には、日本史上まれに見る凄惨な事件があった。
仲間虐殺である。
総括と名付けられた、彼らの理論では正しい共産人間になるための、反省のために行う作業である。
が、実態は、リンチである。
彼らの理論に基づいて、死刑やリンチ相手が決まった。
内容は、筆舌に尽くし難い。
兄弟で殴りあいさせる。
氷点下の外で裸にさせ、サンドバッグのように殴る。
または、ナイフやアイスピックで刺す。
ひどいのは、美人がゆえに妬まれ、妊婦を氷点下で逆さづりし、殴る蹴る。
髪の毛をすべて切る。
まあ、悲惨凄惨な事件だ。
この事件の首謀者でもある女は、後に逮捕されたが、裁判所に行けないようにするためか、牢屋で全裸になり、糞尿を体中につけて、裁判所に行くのを拒んだとも言われている。
他人にはカツ丼食べたという理由だけで、化粧したというだけで、総括というリンチをしておきながら、自分は逃げてしまう。
今の国会議員にも、彼女を崇拝していた方々がいそうである。
また、こんな人に対して死刑反対とか言う人の気が知れない。
リンチで殺された十数人の親族の思いやいかに。
こうした輩をフォローして詳細報道しなかった新聞社には、呆れる。
ま、マスコミでは有名なお坊さんも、とても僧侶とは思われぬ発言をしたりするが、あの殺人鬼とは知り合いだったようである。
この世代の方々には、安倍を消せとか言う、死刑反対論者。
暗殺、自殺、クーデター辞任などの大統領が多い隣国は、日本より民主的だと言ったり。
国粋主義者と言いながら、日本は潰れろとか言ってみたり。
まあ、私の頭では理解できない人がわずかにいる。

※写真は、記事には直接の関係はありません。一部の方々が日本より民主的だとする国の様子。