ある方の記事で、10年くらい前の地震に触れていた。
私がアメブロを始める少し前。
2008年6月のことだ。 宮城県と岩手県の間、栗駒山付近で信じられないような地震が発生した。
マスコミのほとんどは、山奥の山村のこととして、あまり取り上げてはいなかった。
たぶん、皆さんも記憶に無い人がほとんどだろう。
が、この地震は世界中の地震学者、マニアを驚かせ、そっち世界では騒がれていた。
規模も震度も、大地震とくらべたらありきたりだったかもしれない。
犠牲者も20人以下だった。
が、観測された加速度は桁違いに大きい。
私たちが大きいと感じる震度4の加速度20~60ガルの100倍。
阪神淡路大地震の観測された最大加速度の5倍。
東日本大地震の観測された最大加速度の1.5倍。
なんと4022ガルだった。
この記録は、ギネスブックに、史上最大の加速度を観測された地震として載っている。
山体破壊はすごいものだった。
が、マスコミ報道しか見ていない場合は、地元民などを除き忘れている。
箱根異常のような、世界では何百とあるような、しかし、東京に近く取材しやすく話題になる報道だけ流すのは悲しい。