これは私の解釈であり、間違いが多々ある可能性があります。
間違いなどの指摘を、ぜひお願いします。
日本の商業界や、ブログなどでは、あまり信頼度が高くない≪ユダヤ民族≫とかを使っている場合をよく見る。
が、これはかなり怪しいものだ。
だいたい、ユダヤ民族なるものがあるかどうかも怪しい。
ブログなどでよく見る≪金融を支配するユダヤ民族≫とかいう場合のユダヤと、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖典に出てくる、日本では旧約とキリスト教的名称のある≪モーゼの十戒≫に出てきたエジプトから脱出した民とは、日本語だと共に≪ユダヤ≫と表現されたりする。
また、≪アンネの日記≫の作者やマルクスなども≪ユダヤ≫とされており、ごちゃ混ぜだ。
だいたい≪ユダヤ≫とは、ユダの民である必要はない。
キリスト教では≪旧約聖書≫と呼ばれ、日本でもキリスト教的観点で≪旧約≫とか呼んでいるが、ユダヤ教を信じる人にとってはけして古い聖書ではなく、≪今に生きる聖典≫だろう。
だから、いまだに解釈研究が続いていたりする。
≪世界を牛耳るユダヤ≫とかいう場合のユダヤ教を信仰する民と、モーゼに率いられエジプトから脱出してきたユダヤの民とは、重ならない。
≪世界を牛耳るユダヤ≫という場合のユダヤ教徒は、カスピ海あたりにあった国が政治的理由でユダヤ教を信じるようになったコーカソイドなどが中心だ。
つまり、アシュケナージのことだ。
それに対して、モーゼに率いられた連中は、スファラディ中心であり、今なお放牧の民である者が多く、非常に貧しい場合が多い。
が、このあたりを新聞活字にしたりすると左遷されたりする。
イスラエル建国の主役もアシュケナージであり、放牧の民ではない。