何度か記事にしているが、大変不思議な言葉がある。
NHKのeテレを見て唖然としたこともある。
中国という言葉だ。
我々が地域名と国名をゴッチャ混ぜにしているなら、笑っておしまいだ。
が、仮にも自称公共放送、しかもかつては教育番組放送をしていたあたりが、中国という言葉をめちゃくちゃな使い方をしていた。
我々が間違って使っていると思われる、あるいは地域名とごちゃ混ぜにしているものを考えた。
・中国5000年の歴史
・香港は、イギリスが中国から借りていた。
・鎌倉初期に、2度に渡り中国が攻めてきた。
・アヘン戦争後、中国は欧米の植民地化が進んだ。
・日本は中国東北部に満州国をたてた。
・始皇帝は、中国を初めて統一した。
・紀元前から、朝鮮半島の地域は、中国の属国だった。
・漢字は、中国から伝わった。
・漢字を発明したのは、中国である。
これらは、すべて中華人民共和国的な解釈によるものであり、厳密にはすべて間違いだ。
が、なぜか話が通じたりする。
なのに、アフガニスタン5000年の歴史とか、アメリカ7000年の歴史とかいうと奇異に思われる。
中国5000年の歴史という言葉だって、噴飯もののはずなのに。