【雑感】差別を拡げるパヨクの一部 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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大学生になったばかりの頃のことだ。

「おめえの部落はどごだい?」
と訊いて壁ドンされて、何人かのヘルメットに囲まれたことがある。


田舎では部落という言葉に差別的な意味合いは全くなく、「あなたの田舎はどこですか?」という言葉で尋ねた。

が、相手は全く違う意味で捉えたらしい。

今の私は、彼らの部落の意味をインプットされてしまっているせいか、自らはこの言葉を使うには、かなり抵抗がある。

2年くらい前も、今住んでいる町の田園地帯を散歩していたときに、お百姓さんが「あっちの部落じゃ……」という会話をしているのを耳にして、いささか波立った自分がいた。

俺も汚染、洗脳されているなと思った。





宗教本をSFとして読んでいた時、日本を代表するキリスト教学者である犬養道子さんの記事をみた。

彼女は、言葉の病的な制約には反対で、敢えて部落という言葉を使ってアフリカの仲間などを紹介していた。


彼女の使っていた部落の意味は独特なものがあったが、クリスチャンもまた言葉の制限をする風潮に苦言をしていた。


また、これはそうした制限にうるさいA新聞の支店長の言葉を目の前で耳にしているが、こんなことを言っていた。

あまりに多くを制限するから、記事が書きにくいと現場では泣いている、と。




私は、壁ドンされて初めて部落という言葉の差別的意味を知った。


逆に言えば、パヨクに差別を教えられた。



犯罪者名も、一部マスコミは警察発表名ではなく、名前を違うものにして発表する傾向がある。

それによって、凶悪犯罪者名を隠し、日本人による犯罪と思わせたりすることがある。