【記憶】寒い夜、寝れなかった夜 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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児童が約1週間ぶりに発見された。

水だけで生き抜いたと言う。

これはすごい。叡山などで行われる千日回峰での7日間飢餓修行にせまるものだ。


いくら小屋の中だと言っても、よくぞ寒さに耐えた。



この子と比べたら笑われるレベルだが、私も一度一人だけで避難小屋に泊まったことがある。



避難小屋やテントの中で一夜を過ごしたことは何度かあるが、ほとんどは仲間や偶然同じ小屋の住人がいた。

が、その記憶は忘れがたい。




そこは、標高2000m近いところにある小屋だった。

避難小屋と言えば体裁がよいが、朽ちかけた山小屋である。

ガラス窓などはない。丸木を組み合わせた光取りがあるだけだった。

一部は壊れていて、冷気が入ってくる。

秋の初めだった記憶があるが、夜は恐ろしく冷えた。

外からは、クマかシカの足音などが聞こえる。

日が暮れる前に集めていた枯れ枝に火をつけても、深夜に入ると恐ろしく冷えてきた。

あまりの寒さに、震えて眠れない。


結局不眠に近い感じで朝を迎えた。

翌日は、せいせい2500m程度の山に登ったが、ヒマラヤ登山でもないのに、1、2歩歩いただけで息が荒くなる。たまたま台風がすぐ近くを通り気圧も下がっていた為もあるだろうが、1歩間違えば遭難である。


百名山にも載る名山だが、台風のせいもあってか誰一人とも会わない。




あの時は寒かった。

外気温-30度の経験はあるが、それは観光のようなものだ。

ダイヤモンドダストの美しさに、寒さを忘れた。

それは短時間のことであり、すぐにスキーで仲間を追った。


が、その時の寒さは、南国で長らく暮してから日本に戻ったときの感覚に似ている。

身体の芯が冷えて、いくら布団をかぶっても暖かさを感じられなかった。


木製光取りを閉めたから、室内でも真っ暗だ。でも、風は入ってくる。

急に近づいてきた台風のうめきも気色悪い。

その中で、なんらかの野生動物らしい足音もする。






この少年の泊まっていた小屋は、それよりは良かったようだが、食い物がない。

偉いなあ。








★塩責めの刑

予定していた通り、高梅ちゃんを塩責めの刑にした。

初めての経験だが、思い出すと、昔はよく見ていた気もする。

私がごく小さいころは、肉類以外は自給自足だった。

梅干しやサツマの乾燥芋は当然として、納豆や味噌も自家製だった。

茶は、私は中学に入るころまで、垣根の茶葉を揉んで炬燵で焙煎し1年分を作っており、専用の大きな箱もあった。






塩は雰囲気でまぶした。

さて、食えるものができるか。


今見たら、すでに大汗をかいている。

なんとも、いい香りがする。







★異次元世界報道

北海道男児行方発見のニュースが面白かった。

はぐれた場所から小屋までの直線距離を、あるチャネルは4km、あるチャネルは6km、あるチャネルは10km。


道のりなら、この程度の差異はよくある。

が、直線距離といっておきながら、この差は何だろう。

異次元世界の話だ。

というか、ネタを作った方が何かかん違いしているのだろう。








★闇商売援助???

日本では、史上最大の麻薬密輸が見つかったと言う。 


この報道は相変わらずだ。

末端価格うん百億円とか報道し、人によってはうまい商売とうつる。


東南アジアなどでは、300gで有無を言わさず死刑である。

日本だと、難百キログラムでも、有期刑。



日本は、麻薬や詐欺、少年犯罪、特定在住者犯罪などには、特別甘い。

殺人を、それも悪質な場合でも、少年の場合はごく軽い刑である。

特別在住者に関しては、AやMのように、名前まで変えて報道するところもある。


田舎の人たちは、ほとんどこうしたトリックを知らない。






★最近、暫時ヲタクとなったジジイの評価

 公式PRを見る限りにおいて、無党派としての私の印象である。


しゃべりダントツは、サッシー

映像効果最高は、さや姉

心情効果十分は、珠理奈

異端好みには、パルル

惜しいのが、まゆゆとさくら

ダークホースは、にゃんにゃん仮面