訂正あり【日本人の起源】アンダマン諸島の人たち | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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アンダマン諸島。

海運や海外保険関係の仕事をしている方ならご存知かもしれないが、インド洋の東・インドシナ半島の西にアンダマン諸島という島々がある。

海賊などが多く出るあたりで、島に近づくこともできない地球最後の未知の島もある。

インドの管轄地だが、人口さえ把握できない地域も一部にある。


ここの人たちのY染色体ハプログループは、全員D*というものである。

これは、チベット人のD1aや日本人のD1bの祖先にあたる。

現在では、黒人、白人、黄色人などという分類をすることもあるが、将来はこの区別はなくなる。


肌の色は、環境で大きく変わっていくからだ。

インド人とヨーロッパ人が同じ民族であることは昔から知られていたが、最近では通称黒人と黄色人種の壁もなくなってきている。インドとヨーロッパは言語まで似ている。

肌の色や体格は、環境で大きく変化する。

例えば、ガリガリのはずだったハワイ人などは、今は太っているイメージが強い。


しかしながら、遺伝子は突然変化しない限り変わらない。

だから、ガリガリのハワイ人も遺伝子の影響で突然太ってしまったのだが、ここは混乱する人もいそうなので割愛する。






ここに載っている人たちは、今の見方をすると黒人である。

しかし、遺伝子的には日本人に相当近い。

ある見方をすれば、現在朝鮮半島にいる多くの人たちや大陸にいる方々より近い。



オンゲ族



ジャワラ族








現代世界で最も知られていない部族である、センチネル族。

島に近づくこともできないから、遺伝子など分からない。

しかし、ジャワラ・オンゲ族に近いと推測される。

スマトラ地震津波の際も、救援隊が近づけなかったことでも話題になった。

この写真は、ヘリコプターからの望遠レンズを使って撮影したものだろう。





その昔、インドシナからオーストラリアあたりはアジア・ヨーロッパとつながった大陸となっており、このあアンダマン諸島あたりも、その大陸の一部だった。

が、のちに氷河期が終わり海進が進行し、島となって孤立した。

多くは北に逃げてチベット人や日本人の先祖となったが、ここの人たちは孤立し世界を知らない。

人口さえ、わかっていない。


地球最後の知られざる場所だ。

センチネル族は、石器時代の人類と同じ生活をしていると推察されている。