【日本では報道しないおふらんす】ジュラシックパークの南端で | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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ある方が 、アンダマン・ニコバルにある孤島について書かれていた。

その島は全く知らなかったが、ソマリアと並んで海賊銀座付近であることは知っている。

また、DNA関連では日本人の祖先ともかなり近いあたりだ。


そんな絶海の孤島ではないが、おふらんすにもなかなかすごい場所もある。


日本のテレビなどでは、パリジェンヌだのベル薔薇だのと言っているが、ジュラシックパーク南端あたりに住むおフランス人は、私のイメージにある日本の昭和の田舎より自給自足が徹底している。

少なくとも、私の子ども時代にもなかった生活をしていたりする。



これは私が見たものだけであり、全部がそうだとは言わない。

ただし、そう言う世界もあった。


湯船につかるような贅沢は、片手に余るかもしれない。

冬場なら、1か月は着たきり雀に近い。

(太陽がほとんど見られないから、洗濯が難しいのだ。衣類も少ないし)

数十キロ離れた国際的な観光地には、半世紀生きていても行ったことが無い。

(私の方が、その地方の地理を知っていた)

買うものは衣類とタバコ程度で、酒もつくる。ただし、山の果実酒ではあるが。

野菜はもちろん、羊やウサギを飼っているから、肉に不自由はしない。

新聞を買うなどと言う、金の無駄遣いはしない。

築100年くらいまでは、新築住宅である。

かばんや皿、置物は祖父母の代からのものである。


さらに、こんな場所もあった。

共同洗濯場。

(物語で知ってはいたが、本物は田舎でも見たことが無かった)

一般住居のなかにあるレストラン。

これは田舎でも似たようなものがあったが、初めての客にフレンドリーなのには驚く。

讃岐うどんのようなものまであった。

これは、すごく驚いた。

毎日食べたかったが、いかんせん山奥の中。

外注先途中の村で相当な山奥だから、1度しか口に入らなかった。



ニコバルの島と比較でき無いような近代的な場所だが、日本や東南アジアしか知らなかった私には、新鮮な驚きでもあった。


ま、文章にするのは控えるけど、近くの大陸山奥の水道(???)ほどは驚かなかったけど。