芸術の秋とやらなので、少しだけ文学の話をしてみよう。
今回は、かなり難しい内容です。
朝日新聞主筆だった本多氏監修の作品に、南京の皇軍日誌がある。
一番有名なのは、この作品の前半2割くらいの部分だ。
後半8割は読みにくいが、汗や涙をを感じた。
一方、世間で知られている前半2割の斎藤某少年兵作品は読みやすい。
それだけではなく、谷崎か中島敦風漢字の霊が宿っている。
もしこの少年兵が存命で、国語文法が出鱈目であることをのぞけば、私は上田秋成賞をあげたい。
一方、リアルにお会いしたことがある、主義主張は真逆に近い某姉御。
この人の作品には、血が通っている。また、臭いが漂う。
見方は違っていても、尊敬すべき姉御だ。
こちらには、OPA賞がふさわしいなと思った。
上田秋成賞の方は、日本語文法とあちら言葉の知識が少しあれば、面白いことに気付く。
OPA賞の方は、「日本は最低だ」などと主張している乳児が読み味わうべきだ。いや、乳児の仕事は泣いておっぱいを飲みおしっこを垂れ流すことだから、姉御の書いていることは読めないかも知れない。
パンがなかったらケーキ連中には、多分理解できないだろうな。
そう感じた朝。
★訂正
上田秋成とすべきところろ、上田敏としていました。
あなはづ、でござります。
蟋蟀琵琶を、ヴィヲロンと>書いてしまった。
それと同じ。
両上田先生、もうしわけありませぬ。