【ハロウィン】よもやま話 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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もうすぐハロウィンの時期となる。


ハロウィンと言うと、いまやアメリカ合衆国あたりのカボチャ祭イメージが強いが、本来はケルト人の冬を迎える祭りだった。

ケルト人も、アイルランドや旧ブリテンのイメージが強いが、本来はドイツやフランスなどを中心とした大陸人だ。



このあたりは、クリスマスによく似ている。

クリスマスは、大昔はシリアの太陽再生を願う祭りだった可能性が極めて強い。

新興宗教のキリスト教が、シリア人の行事を真似して、自分の祭りとしてしまった。

日本で言えば、新嘗祭であろうし、当時の最進国アジアのエジプトの新年祭がその大元かもしれないし、シュメール人のメソポタミアに源流があるのかもしれない。



ハロウィンと言うと、忘れられない事件がある。




ハロウィンの時、freezeをpleaseと聞き違えてしまった日本人留学生が、相手から射殺されてしまった事件だ。


その学生は知らないが、ご家族とは多少縁がある。


悲しい事件だった。


が、銃社会のアメリカ合衆国。


陪審員裁判では、全員一致で無罪になってしまった事件。



ハロウィンのような時に、freezeとpleaseを聞き分けられる日本人は少ないだろう。

いや、聞き分けても、当時その意味を理解できる日本人が何人いただろうか。


恥ずかしながら、私自身、freezeにそんな意味があることを知らなかった。






アメリカ合衆国は、大統領暗殺未遂事件があっても銃規制はできていない。



ある意味もっと怖いのは、イギリスかも知れない。


 一部情報では、イギリスで流通している銃は500万丁。

銃犯罪は、同一人口比で日本の4倍、殺人事件は2倍以上のようだ。

また、明確な階級社会であり、大地主が多く存在し、その土地内での狩猟は地主の判断でできる国である。



昔空港でテロリストに間違われ、両腕をがっちりつかまれたことがあるが、硬い銃の感覚は気分が良いものではない。






テロリストも逃げ出すと言う、イギリスのグルカ兵


テロの警備をする警察官?




一時は、市内でもテロ事件が頻発した。


郊外の地主に子供にとっては、銃は遊び道具や身分を示すステータスだったかもしれない。


★注

宮殿前やハイドパークあたりで、観光客様写真用警察官は、こんないかついかっこうはしていません。


おもちゃの兵隊のような格好で、もちろん見える所には銃無し。



美人が目の前で裸になっても、たぶん動じません。