21世紀に入った日本。
ここで、現代版焚書が発生した。
船橋西図書館所蔵の図書107冊が1か月内消え、後に廃棄されたと分かった。
普段なら報道の自由やら知る権利とやらにお詳しいA新聞やM新聞などは無視。
これを報じたのは、S新聞である。
さらに、廃棄された図書は、西部遭・井沢元彦など特定の著者の作品だ。
これは重大な事件だった。
自分の見方に合わない考えを書いた作品をねらったものだと。
つまり、言論統制に等しく憲法無視の越権行為だ。
が、あれほど知る権利を声高に叫ぶマスコミや政党、国会議員の先生方は沈黙した。
この裁判は、最高裁にも及んだのにである。
結局犯人は、図書館内部の人間だった。
ところで、昨年は都内の図書館などで、アンネの日記が破られる事件が相次いだ。
破った箇所、破り方に特徴があり、逮捕は秒読みと思われた。
蛾。今日現在、容疑者が逮捕されたと言う話は聞かない。
この話題を最初に報じたのは、知る権利や焚書に厳しい意見をする、あそこである。
船橋の事件とは、扱いが大きく違っている。
ほとんど場合、マスコミは自分に都合の悪いことは報道しない。
★西部遭の言葉・・・・・・・大人だなあ
都合の悪いことは報道しない。
しかし、日本を貶めるためなら嘘までつくマスコミもある。
そんなところや政党に限って、知る権利だの、知的財産権の毀損だのと声高に話す。
あまりの厚顔ぶりに、最近は感心さえしてしまう。
でも、それを無視して放っておくと事実になってしまう。
恐いことだ。