栃木では、この24時間で600mmもの雨が降った地域がある。
不幸なことに下流の茨城などでは大きな被害が発生中だ。
治水や土木に関しては非常に強固な栃木でも、さすがにかなりの被害が出ているようだ。
できるだけ多くの方が無事であられることをお祈りしたい。
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ところで、この600mmが1日で降ると言うことは、信じられない事態だ。
どれほどのことかを数字で見てみよう。
★600mmの降水量とは
①アタカマ砂漠降水量の数万年~数十万年分
②ギザ(ピラミッドで有名)の15年分の降水量
③ラスベガス6年分
④ウルムチ(ウイグルの中心都市)の2年分
⑤マドリッド(スペイン首都)の1年数ヶ月分
⑥ロンドンやロサンゼルスの1年分
とにかく、桁違いの降水量です。
これだけ雨が降ると、東南アジアや南アジアあるいは支那大陸など日本で無い地域では、万人単位の犠牲者が出ても不思議ではありません。
そうした意味でも、日本は恵まれています。