【目で見る中国の不思議】民族と国家 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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戦後の世界は、民族別に独自の国家とする方向に動いてきた。




もちろん日本のように、複雑な民族構成でありながら日本人というまとまりの例外国家もある。



(日本人は大きくは4~6グループに分けられるが、細かい民族構成の複雑では、世界一多くのパターンの民族の集合体)






こうした世界の民族のディスニーランドである日本は、こうした遺伝子構成から見ても、本来は他民族を抹殺するような民族ではないことを物語っている。




一方で、ヨーロッパ民族の大半、あるいは現在の漢人・朝鮮人のように、大きくは1つまたは2つの新しく生まれた民族グループしかない民族もいる。


こうした民族は、その前に住んでいた民族を滅ぼして新しくその土地の支配者となったことが、遺伝子構成からも推定できる。



つまり、前民族を抹殺して住んでいるのである。




このあたりは、中国大陸の歴史書にも明らかであるし、アメリカ大陸のネイティブ(先住民)の現状を見ても明らかだ。





ところで、この記事最初に、戦後は民族単位の国となっていったのが世界の動向だと書いた。




が、まったくそれに反する、世界で唯一その例外がある。




中華人民共和国だ。


ここにはおおまかに55くらいの民族が暮らしているが、すべて中国共産党に侵略されたりして中華人民共和国になってしまっている。




現在この国を支配しているのは、漢民族と言うことになっている。





しかしながら、この自称漢民族とは、紀元前後にあった漢字のもとになった漢人とは違っている可能性もある。



だいたい、唐という国の皇帝が現在の漢人であったのかどうかさえ、非常に疑問だ。


三国志にでてくる魏は漢人の国ではないだろう。




また、つい100年前までは、現在の中華人民共和国の支配者は、満州人である。




現在の中華人民共和国でさえ、自称漢人が優勢な地域は、国の2割くらいしかない。


大半は、どさくさに紛れて自分の物にしてしまった他民族の地域だ。






下の地図で、白と水色の斜線部分あたりが、漢人の優勢な地域である。


これはかつて(2000年位前)の、漢人の支配地域にほぼ重なる。




つまり、中国と言う漢人の国を名のるならば、昔の漢人とは民族が異なっている可能性はあるが、まあなんとか納得できるのは、この白・水色部分だと言うことだ。




その他の地域は、ほとんどすべてここ数十年の侵略。占領地域ともいえる。




一部政党が、安保理事国である中国が、日本を攻めるはずがないと言っているらしい。



では、こうした歴史的事実、ダライ・ラマやパンチェン・ラマの人生は、どのように説明するのだろうか。



日本共産党の歴史感は、中国共産党のプロパガンダ歴史に非常に似ている。





また、人権派の方々が多いらしいが、ウイグルやチベット、クワンシー、ミャオあたりには、全く触れない。




このあたりは、不思議すぎて言葉も出ない。








だいたい、おぞましきコンクリート殺人の時、共産党はどんな記者会見したっけ?

































日本人も多くの民族の混合だが、混合民族が日本人と言うアイデンティティでつながっている。




なお、現在の石頭左巻き歴史家が健在のうちは変わらないだろうが、そうした科学ではなく感情で歴史を語る非科学的学者がいなくなれば、大陸や半島からわたってきた弥生人と言う記述は消える。




冥王星が準惑星になったのが、トンボーの死後10年を経てからであるように、科学においてさえ事実を言えない場合がある。




ましてや左巻き・中国・半島信者は、どんな科学的事実があろうと、弥生人の国内生誕は認めないだろう。




つまり、あたまが病気なのだが、それを認めようとはしない。






なぜなら、化学的事実や証拠、確率の圧倒的高さより、自分の情感や理論が大切だからである。