【創作怪談】不参不帰(参らず帰らず) | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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今回は、わたしの田舎近くにある沼を題材に、ライトタッチの創作怪談を作ってみました。



不参不帰

https://www.youtube.com/watch?v=AkK4uJdyYIE




ここは、世界遺産・日光東照宮を開山したお坊さんの生誕地で、伝承では奈良・平安時代の十二神将があったりします。


実物を見たことがありますが、彫りの特徴などから、実際には鎌倉の彫り物だなと感じました。



まあ、それでもど田舎にしては、相当古い木造の神将です。

市や県の文化財にしか指定されていませんが、国宝と並べてもそん色がありません。




この付近は、北関東のど田舎ながら、上記の東照宮開山・勝道上人生誕地をはじめ、親鸞の関東での住居(子孫は、私の中学校の社会の先生だった)や、二宮金次郎の陣屋跡(二宮尊徳の逸話は、ほとんどがこの付近での話で、廃屋はかつては度胸試しの場だった)、仙台藩の主・伊達政宗の先祖の家、足利尊氏が夢に見た寺など、不思議いっぱいの田舎です。



ちなみに、日本一大きな夷様(反中央政権の代表である大国主の長男の中世~現代版)も、すぐ近くにあります。



なお、高校に入るまでは、二宮金次郎は地元の名士だったので小学校などに銅像が立っているものと考えており、全国的な方とは思いませんでした。




この創作怪談の源は大国主であり、そのずっと先にはギリシャやエジプト、あるいはメソポタミアがあったりします。









また、この沼の近くにはやんごとなきお家の系譜とおっしゃる方もいました。


ひとつ下でしたが、東大に入ったようです。


そんな、自称やんごとなき方をはじめ、相当数変人がいました。

いやいや、これは失礼ないい方かな。







まあ、人のことは言えませんがね。