It's all Greek to me.
これは英語にある慣用表現だ。
シェークスピアが最初に使ったとかいう伝説もあるようだ。
とにかく、これは自分には理解できないことを言う。
西洋で最も難しいと言われている言葉はバスク語で、この言語を学ばされると悪魔でさえ泣くと言われている。
私は、2~3時間入門書をみて諦めた。
あまりに自分の感覚にある言語と言うシステムとはかけ離れているからだ。
それはある冒険家が、立っているライオンと座っているライオン、走っているライオンでみな表現が異なっており、ライオンと言う名詞がないことに気付き、その言語習得を諦めた話にも似ている。
さて、今回のギリシャ国民投票。
結果的にギリシャは自ら滅びの道を選んだ。
辛い将来が待っている。
で、この投票であれっ???と思うことがあった。
NEIのような音が賛成(はい)らしい。
はれま?なんか変だ。
西洋語言語では反対、つまりいいえを意味する言葉はだいたいがN音で始まるという印象があったからだ。
もちろんフィンランドのように日本人に近い民族の言語は例外としても、言語化石といえるバスク語でさえいいえはN音で始まったはず。
ということで、西洋の主な言語だけでも反対(いいえ)を調べてみた。
これだけ見ると、ギリシャ語は西洋では仲間外れの不思議な言語に見える。