英国ビジネス雑誌モノクルで、世界一暮らしやすい都市に東京が選ばれた、というWSJ(ウォールストリートジャーナル)記事があった。
こうした記事は十分な注意が必要だ。
というのは、調査企業には国連とか国際とかいう名前はついているが、じっちゃんばっちゃ個人企業であったり、身内だけでの調査だったりすることがあるからだ。
そこで、少し記事を読んでみると、モノクルというのは英国ではそれなりのビジネス雑誌で、サッカーの中田あたりも多少関わる雑誌社らしい。
結構、高額な雑誌を販売しているようだ。
有名人がいるから、あるいは高額だからと言って信用度が高いとは言い切れないが、少なくとも今回はじっちゃんばっちゃ調査結果ではないようだ。
それで見ると、世界で暮らしやすい都市BEST25はこんな感じ。
日本が3つも入っている。
ちょっと多過ぎか?
いや、日本の都市ほど安全で便利・衛生的なな場所は滅多にないだろうから、当たり前といえば当たり前かもしれない。
今回は比較的安全だが、こうしたデータは実に危険だ。
特に、なんとか平和研究所とか国連なんとか委員会とかは・・・・・・。
いったい、どこのどんな組織なのはさっぱり分からないものが多い。
家内企業に毛の生えた程度のものを、名前やマスコミの繰り返し報道に騙されて、国際的な企業だと勘違いをしてしまう。
ただ、日本のマスコミや一部国会議員・政党等は、そうした有象無象の調査機関や委員会を、とてつもなく大きな国際的な機関や中立機関と勘違いさせる報道をしていることがある。
こうしたことは、テレビがある限り続くのでしょうね。
やれやれ。
