口永良部島の噴火で、やっぱり予想通りのことを言う方々が出てきました。
かなり幼稚な内容であり、反論するのもバカバカしいですが、一応書いてみます。
お笑いください。
1;口永良部島の噴火や小笠原の地震は、地球が安倍政権に対して怒っている表れである。
→そうしますと、阪神淡路大地震は村山政権への怒りであり、日本史上最大クラスの東日本大地震は最悪政権だった菅さんへの怒りでしょうか?
という考えはしないのでしょうか。
だいたい、天災と政治を絡めるのは、平安時代までならさておき、現在では風水を信じているような国家や団体、人でない限りしませんよ。
2;最近の地震・火山の急増は、安倍政権のせいである。
→これは、知識の無さを自白しているようなものだ。
地震・火山の急増ではない。
むしろ日本はあれだけの巨大地震があったにもかかわらず、気味が悪い位地震が少なく火山噴火も少ない。
多くの場合、M8クラス以上の地震があった場合には、4年1ヶ月以内に震源地近くで大きな噴火をすることが多い。
しかしながら、4年2か月経過した現在でも、蔵王、鳥海、吾妻、安達太良などに大きな噴火や地殻変動は見られない。
つまり、怖いぐらい静かなのだ。
なお、先日一部の間で511地震だか災害と騒がれたのも、この大地震後4年1か月内火山噴火仮説から導き出されたものかもしれない。
地震が増えているとか、火山噴火が増えているとかいうのは、箱根のように世界中でみたら数百か所は同じような変化をしているであろうことを、ことさら大きく何度も取り上げているからだ。
現在世界で起こっている火山噴火を見れば、日本付近があまりに静かであることは分かるはず。
活発なのは桜島と西之島くらいであり、阿蘇、口永良部島にしても、世界レベルで見たなら穏やかな方だ。この表現は被災者の方には申し訳ない表現かもしれませんが、天災と政治家を結び付けるようなお花畑脳みそさんに分かるように説明したいためであり、ご了承ください。
やーめた。
やっぱり、バカバカしすぎる。
本気で反論すべき話ではない。