【忘却しなければならない義務】あれれ?なんか違うぞ | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
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子どものころは、瞬間映像固着能力があったことは以前記事にしている。


この能力はほぼ完全に消えてしまったが、非常に頻度が少なくなったものの、へんなことが記憶に上ってくることがある。


最近、沖縄やら神様やらに関してのコメントやりとりがあり、ついあの方の言葉を思い出した。




はい。



沖縄・辺野古南の地主様であり、日本の神様に近いあたりに関してソウルで講義された、あの方である。



たしか、小選挙区制推進の第一人者だった気がする。



かつては、極東のギャンブラーだか何だか知らないが、とにかく桁違いのことをされる方で、数年前までは日本の中心にいらした方だ。



いまや、いつエンストを起こしてもおかしくないようなポンコツ改造車を運転しているようで、かつての姿はない。




その方が、ほぼ絶頂期の 平成21年12月中旬。

このお方は、韓国人大学生などが集まった講演会で、こんなことをおっしゃった。


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平安京を始めた桓武天皇の母は、百済王女だ。これは天皇陛下もおっしゃっている。


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細かい表現は違っているかもしれない。


が、おいおいおい。

という内容だ。

陛下は、そんなことはおっしゃっていない。


今上陛下は、日本書紀あたりにある高野新笠という半島からの帰化人の末裔に関しては触れられたが、百済の王女が桓武天皇の母などという話はされていない。


だいたい、そんな資料はどこにもない。



これは、話の捏造に近い。


また、これはお笑いでしかないが、カッパブックスなどに出てくる歴史を、日本のひとつの歴史感として挙げられるのは、あまりにも奇妙だと感じた。




などという、変に細かいことを思い出した。


いや、けして細かいことではない。





日本の中心にいた政治家が話すと、それが事実となってしまうこともあるだろう。


このアメブロの中でさえ、自分で考えることをせず、一方的な話を信じてしまう方がいらっしゃる。



そういう意味では、眉爺さんも、ソーりそーり関西弁おばさんも、南京豆大好き金星人も、健忘症の高円寺ママさんも、たいへんな罪つくりをしている。

自分の言ったことをすぐ忘れる。









この元マエストロ&ギャンブラーたるイチロウ親分に関しては、ゴミ箱を漁って賞味期限切れ海苔弁当とおかずたちを探すような姿は見たくなかった。

嫌いなお方ではあったが。









嗚呼、祇園精舎の鐘の音。