レーモンルフェーブルと言ったら、私が学生時代はほぼどこの喫茶店でもかかっていた楽団だ。
その中に、シバの女王と言った題名の曲があった気がする。
シバの女王とは、ダビデの子にして王国時代最大の王ソロモンと友好関係にあったエチオピアかイエメンあたり、とにかくコーヒーの大産地にいたとされる伝説の女王だ。
話が飛んだが、南太平洋にはソロモン諸島という島々がある。
先日台風被害で話題になったバヌアツに近い。
インドネシアからパプアニューギニアを経てこのソロモン、あるいはその先フィージーからトンガに至る地域は、世界最大の地震地帯であると同時に、世界最大の火山地帯でもある。
以前記事にしているが、近いうちにラバウル付近でかなり大きな噴火があるかもしれない。
この地域は前述したように、世界最大地震火山地帯であり、中国大陸や欧州では被害が出そうなM5クラスの地震は頻繁に起こっている。
その頻度は、東日本大地震直後のような特別な期間を除けば、総じて日本より多い。
それでも、ここ1ヶ月のM5以上の規模の地震の多さは、いささか異常だと感じていまう。
これらが中国大陸東部で発生していたなら、数十万人、いや百万人を超える犠牲者が出てしまう。
中国大陸には、雲南やチベット南部など人が少ない場所にしかプレートの境目が無いから、人口密集地で大地震が起こる可能性は少ない。
しかし、半世紀前の唐山地震のように直下型が起こると、犠牲者数不明(共産党発表25万人、米国推定66万人)の大災害となったりする。
なお、個の地域の火山噴火は人類史に残るような、あるいは地球生物史に影響するような大噴火がみられる。