【空想小説】ラットンゴレルイ国クレーム物語 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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お前の先祖は、なんと妊婦のおなかを引き裂いたりした!!!人間じゃない。


→あのう、それはラットンゴレルイ国の方々のやっていた処刑でえす。うちらのしたことやありまへん。






なにを、しらばっくれて。ここに証拠写真がある!!!謝れ。いや、金を出せ。


→あのう、その写真はトンツーでうちの国民が虐殺されたものです。

  つまり、あんたはんらがうちらにしたことでんがな。






ほら、こんなのもある。かわいそうに、ナイフで少女の胸をえぐっている。人間のすることじゃねえ。


→あのう、それもラットンゴレルイ軍がビエットムムでやったこですよって。

  ライス国のチーアイエーッが先日公開した資料にもあるでしょが、その写真。

   オタクらが、ライス国仲間だった村人をそんな風にしてしまいはったんやで。。







女を片っ端から引っ張り出した。

→あのう、それをやりはったんはラットンゴレル軍とちゃますか。

  最近の証言には出てきよらへんけど、最初はヘリコプターだのジープだのって言っていません。

  いやいや、昨年あたり、フランスでそんなこと言ってしまった、元お嬢様がいたがね。








ただ働きで、酷使した。

→あのう、それもラットンゴレルイ軍のこととちゃいますやろか。

  うちらの国内ではなく、ライス国にある資料にも、オネエサンは1年か2年働けば家の数件建てられるだけ貯金してますよね。









そんなことはない。

これが証拠だ。ほら、月に300円とか400円とjかしか貯金できていない。

→あのう、当時の2等兵は15円とか20円の時代。将校で4~50円。

  陸軍大臣でも月給200円とか300円くらいの時代です。

  それこそとんでもない高給取りの証明ですよ。








1日休む間もなく働かされた。

→あのう、ライス国のカムフォートネイサン聞き取り調査報告書を見ましたか。

  戦中に捕虜としたネイサンたちが直接語った話を、ライス国人がまとめたものです。

  うちらの軍に好意をもって語っているでしょ。


  さらに、オネエサンたちは、ライス国人さえ裕福だと言ってるんとちゃいますか。

  まさか、その報告書さえ読んでいないいうことはあらへんよね









証言者がいる

→あのう、最初の証言者の方は、親に売られたとはっきり証言していましたよね。

  なんで、途中から軍に連行されたとなったのでしゃろ。

  また、あるオネエサンなんて、証言が七転八転してますがな。

   おかしいんとちゃいます。


  それに、証言者なら漢人にもいらはります。

  志願者が多くて高い競争率だったとか、1、2年働けば一生遊んで暮らせる金額をもらっていたとか。










★これは小説ですが、限りなく事実に近い内容を含んでいます。