ホームページというのは、長い間更新がされていなかったり、入力ミスをしているような場合も見かける。
これだけを信じてしまうと、トンチンカンナ話になりやすい。
こんな例がある。
毎年10月に、東北では酒の品評会が行われている。
だから今年はまだないから、この会は平成26年までの受賞しかない。
さて、ここで問題。
会津には、美人アナウンサーの実家で有名な酒蔵がある。
ここのホームページには、東北での品評会の受賞歴が載っているのだが、平成22年までしか載っていない。
しかも、この受賞歴欄には奇妙な入力も見られる。
また、あまり更新がなされていない。
で、そのホームページを見ると、
平成20年以降の受賞歴は、平成20年、21年、22年までであり、最近は受賞していないように見える。
ところが、国税局データによれば、この会社の受賞は、
平成20年、21年、23年、24年、25年、26年と、平成22年を除けば毎年受賞している。
このように、22年のところが違っているだけでなく、ホームページを信じると最近は受賞していないように見えてしまう。
あるいは、国税局のデータが間違っているのだろうか。
ホームページの単純入力ミスや更新頻度から考えると、私はホームページが間違っていると推測する。
しかしながら、ホームページだけ見たり、その話を確認しないで垂れ流してしまったりした場合には、最近まったく受賞していないね、ということになるだろう。
こうしたことは、いろんな話,、例えば原発絡みや政治的な話に利用できてしまう。
こわいことである。
★追記
東北清酒鑑評会においては、優等賞はありますが金賞というものはありません。
(別の鑑評会には金賞というものがあります)
ただし、会社のホームページの個々の記事では優等賞(金賞)という書き方をしていますが、企業紹介など全体の記事まとめページでは、( )を省略して本来はない金賞という名前を優等賞に替えて使っていたりします。
★再追記
どうも日本語の理解に難がある方もお読みいただき、勘違いされているようなので再追記します。
もし、優等賞を金賞と言い換えるならば、この会社は平成23~26年まで4年間連続金賞受賞しています。
ただ、この会社の企業紹介欄に書き漏れているだろうだけです。