【ボルチモア幻想】黄金虫 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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合衆国では最も歴史のある街のひとつであるボルチモアが、今大変なことになっているようだ。

インターネットで知ったが、現在は韓国人移民がかなり多いらしい。

治安の悪さは、合衆国屈指であるという。


一部報道で、韓国人の店ばかり被害にあったというものがあるが、これの真偽は不明だ。

報道によっては北部のある地域では、8割が韓国人の店であると言う。

それほど多いとは信じられないが、インターネットに引っかかる店が相当あるから、確かに多いのだろう。

グレンデールでもあるアメリカ人が述べていたが、韓国人の黒人差別は看過できない場合があるようだ。

だから、一説には普段のうっ憤を晴らすために韓国人の店を集中的に襲ったという説もある。

これも真偽は分からない。

が、いくつかの写真があるから、何件かは確かに被害にあっているのだろう。


時期が時期だけに、ロサンゼルスに一部飛び火しているらしい。

ロサンゼルス暴動のあった何周年目だとかのようだ、

この時も、韓国レストランが被害にあっている。



グレンデールなどでは、アルメニア人とともに被差別民族ということで連帯し、選挙でも大きな影響を与えているらしい。





話は変わるが、ボルチモアといったら江戸川乱歩。

いや、その名前の由来である、エドガー・アラン・ポーゆかりの土地だ。

確か中学の時におませな女の子がいて、その子からポーの名前を聞いた気がする。

教えてもらった『黄金虫』をむさぼるように読んで以来、しばらくは推理小説の虜になった。


高校に入ってからは、アシモフが睡眠薬代わりとなった気がする。

純文学は嫌いというか、ほとんど読んだことが無かったが、推理小説と古典、スタインベックは例外的に好きだった。


ボルチモアは、なんかの映画でも出てきた気がするが、記憶が定かではない。

しかし、屈指の歴史あるところだというのは覚えている。


たぶん高校時代なら、主たる産業やら近隣の産業も言えたのであろうが、今やさっぱりである。

だいたい、場所さえぼんやりとしか頭に浮かんでこない。


年をとるとはこういうことなのか。

と、最近急に衰えた記憶力にため息するこの頃だ。