宇宙の話を書きましたが、今度は小さな世界に行ってみましょう。
前の話では、地球を砂粒にして考えました。
仮に地球を砂粒としても、一番近い星はベトナムあたりにあることになるといいました。
今回は逆に、直径1.2mmの砂粒を地球にした場合に、私たちがよく聞くものはどのくらいになるかを考えてみます。
ミクロの世界への旅です。
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直径1.2mmの砂粒が地球とすると、髪の毛の太さはだいたいインド位になります。
よく耳にする大腸菌は、淡路島位になるでしょうか。
さて、ここから一気に小さい話になります。
高校の科学で習うベンゼン(下記;通称亀の子)
非常位大まかには、畳3、4枚。
つまり、3畳か4畳くらいになります。
電子という言葉を聞いたことがあると思います。
古典的な物理や中学生あたりまでは、原子の周りをまわっていると習うものです。
(高校または大学以上では確率的な存在となり、回っているとは習わないと思います)
電子の大きさに関しては種々の考え方がありますが、古典的または初歩の物理で習う電子の大きさは、
10のマイナス15乗メートルくらいと考えることにしてますから、これは砂粒が地球大とした場合でも、
0.01mmくらいになります。
素粒子だのとかいう話になりますとこれより小さくなるものがありますが、あまり知られていないと思われ、あまりに小さくなってしまう話です。
いや、だいたい大きさという考え方をすること自体に問題があると思われ、ここまでとします。
宇宙の話ほどの大小の差はないですが、これまたすごい世界です。
★計算ミスがあるかもしれません。
誤りにお気づきの方は、ぜひご指摘をお願いします。