今日は3月30日。
およそ150年前の1867年。日本では明治維新が始まるころ、アメリカ合衆国がロシア帝国からアラスカを買った日である。
当時の買い取り価格は、720万USドル(当時の換算レートで720万円)。
ロシアはクリミア戦争で疲弊しており金が欲しかった。
アメリカも南北戦争の後かたづけができておらず、この買取は多大な無駄遣いと批判を浴びたようだ。
しかしながら、購入直後に金鉱が発見される。
また、戦後になってからは油田など、アラスカが有望な資源を有する土地だと分かってきた。
ロシアは歯ぎしりしただろうが、今更どうしようもない。
アラスカは、日本全土の4.6倍以上の広さがある。
ただし、人口は70万人程度と、地方の中心都市程度の人しか住んでいない。
先週は太陽の異常な動きで素晴らしいオーロラが見られたが、世界有数のオーロラ観光地も有している。
余談
最近、アリューシャンでは火山の活動が活発化している。
また、アラスカ山脈南部では、地震が頻発している。