安倍さんが、自衛隊を軍と言ったのがおかしいとかやってます。
これまた平和な話だ。
自衛隊などという言葉は、おそらく日本だけでしか通用しない概念。
海外の人たちにとっては、ほぼ100%自衛隊は軍隊でしょう。
日本語のそうした言葉遣いに問題があるなら、今日本で使っているへんな日本語は、カタカナ言葉に限らずごまんとある。
いくつか挙げて、その誤用例も考えてみよう。
★★★科学的に誤った日本語や、奇妙な日本語の使用例
★放射能
(誤用例)放射能がたくさん降ってくる。
(誤用例)この地域の放射能は、まだ除染が完了していない。
(誤用例)放射能を無くす努力が足りない。
★従軍慰安婦
(誤用例)日本は、従軍慰安婦の強制はしていないと主張した。
(誤用例)日本軍の従軍慰安婦の人数は不明である。
(誤用例)某新聞の支店長が書いた従軍慰安婦小説。
★ノーベル賞最終候補
(誤用例)日本人作家のMはここ数年、毎回ノーベル文学賞最終候補に残っているが、まだ受賞には至っていない。
(誤用例)憲法●条が、今年のノーベル平和賞最終候補に残った。
★君主豹変
(誤用例)あの人は普段は紳士だけど、酒がはいると虎みたいになるの。まさに、君主豹変だわ。
(誤用例)君主豹変して暴れる。
★情けは人のためならず
(誤用例)助けちゃダメよ。自分で解決させるの。そうすることが彼のため。
情けは人のためならずって言うでしょ。甘えさせたらダメなの。
(誤用例)お金なんか上げちゃダメ、ダメ。情けは人のためならずなんだから。
追記・補足
誤りのポイントを簡単に記しておきます。
放射能……放射能の意味を理解していない誤り。ただし、日本ではマスコミ中心に誤った使い方が普通になってきているので、どこがおかしいのか分かりにくい。
放射能とは字の如く能力。
従軍慰安婦……一部のマスコミなどが、戦後に作った言葉。 つまり、第二次世界大戦中には存在せず通じなかった言葉。ただし、これは高級売春婦がいなかったということではない。
なお、朝鮮戦争では、韓国軍や政府が慰安婦という言葉を使って、売春婦を集めたり教育したりはしてはいる。
ノーベル賞最終候補……これが明かされるのは、最低50年後との決まりがある。マスコミなどで使っている最終候補というのは、そのマスコミや予想屋などの予想でしかない。
君主豹変……日本語本来の意味を履き違えている。 しかし、最近はそれが普通になりつつある。
情けは人のためならず……同上