本日高知県南部で、M5程度の地震があった。
この話を進めるうちに、カムチャッカの火山の話になった。
カムチャッカはインドネシアと並び、地球上では最も火山の種類も数も多いところと言っていいだろう。
ここにカムチャダールという先住民がいて、火山に関して何らかの伝説があるかもしれないね、という話になったのだ。
こうなると、小学5年生ジジイは静かにしていられない。
さっそく調べたが、日本語では見つからなかった。
そこで、グーグルを駆使して調べてみた。
おお、ありました、ありました。
ロシア語はアルファベットさえほとんど読めない。
でも、今はすごいぞ。グーグルさんに力を借りて翻訳してみた。
が、どうもまともな日本語にはならない。
そこで、私の妄想力を駆使して、なんとか日本語として分かるような文章にしてみた。
★ということで、非常にあいまいな訳です。
ロシア語がお分かりの方、ぜひ誤訳などのご指摘をお願いします。
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★原文
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★チャレンジ意訳 by しま爺・・・・・・一部加工有り
むかし、むかしのことじゃ。
ここカムチャッカにはな、火をはく山はなかったんじゃよ。
だだっぴろい草の原が広がり、たくさんの野鹿が群れておった。
そして、そこには男たちしかいなかった。
たくましい体の男たちが、シカを追って暮らしていた。
そりゃもう、平和な時代だったのじゃよ。
ところが、ある時この平和が崩れることになる。
それはな、1人の女が現れたからじゃ。
その女は、男たちが今まで見たことがないほど美しく、またか弱くも見えた。
男たちの心が乱れた。
男たちは皆、その女を自分のものにしたいと思い、互いに争うようになる。
石斧が火花を散らし、矢が乱れ飛んだわさ。
次々と若い命の熱い血が、地に流れる。
その熱い思いは、体は死んでもまだ止むことはなく、地に吸い取られた血が大きな山となって、そこからまた熱い思いを噴き出さんばかりじゃった。
ところでな、カムチャッカには昔から魔女がいたんじゃ。
その魔女が、その若き血潮の塊となった山々が思いを噴き出すのをを抑えておった。
ところがある日、とてつもなく巨大な山が現れた。
それは、その男の女への強い執着を現すものじゃったが、それはそれはものすごく、もう魔女でも抑えきれないようになってしまったんじゃ。
巨大な山から、男の熱い思いが熱い血となって四方八方に噴き出し、山を流れ下っていく。
と、それをきっかけに、それまで抑えられていた山々も一気に熱い血を噴き出した。
もうこうなると、魔女でもお手上げじゃよ。
そんなわけでな、カムチャッカには火のように熱い血を流す山が、あっちにもこっちにもたくさんあるんじゃよ。
ほな、今夜はここまで。