【器と水】その2 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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先日書いた器と水の話の続きだ。


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じゃあ、水がいっぱい入ってきたらどうなるのだという話になった。


友人は、少しづつ入れていけば器が膨らんで入るんだよと言った。


私は、ただあふれ出るだけさ。下手すると器が壊れてしまうか、自分から蓋を閉じちまうよと言った。


お前は冷たい見方しかできないね、と言われた。


はるか昔、同じことを自分自身が別の友人に言っていたことを思い出した。