【歴史に学ぶ】6;李氏朝鮮の歴史・後半 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

しま爺の平成夜話+野草生活日記

世間を少しばかり斜めから見てしまうしま爺さんの短編小説や随筆集などなど
★写真をクリックすると、解像度アップした画像になります。

ファンタジードラマでは、夢の時代とされている李氏朝鮮時代後半をまとめてみましょう。

もう一度書きますが、これは朝鮮半島の歴史を誹謗中傷したり、ファンタジードラマをバカにしたりするものではありません。
あまり見ませんが、韓国のファンタジードラマは楽しく、『トンイ』などはファンに近いものがあります。
が、それはファンタジードラマとして見ていて、間違っても歴史ドラマとは見ていません。

日本でいうなら、『水戸黄門漫遊記』のような架空のお話として見て楽しんでいるわけです。
ただし、お隣のニュースを見る限りは、どうも事実とファンタジーを混同している記事に溢れています。
例えば、昨年韓国映画史上空前のヒットとなり、朴大統領も観た『鳴梁』などは、韓国マスコミは史実扱いをした記事を書いていました。
お笑い話レベルの小説ですが、韓国の多くの人々が事実として観たのでしょうね。

ずいぶん前置きが長くなりました。
では、李氏朝鮮時代後半を、簡単にみていきましょう。



1592年
秀吉による朝鮮出兵

両班政治に反発する者が多く、秀吉軍に見方する原住民もあり、比較的簡単に奥地まで一気に日本兵士軍が侵攻。

1597年
秀吉死去により、日本は朝鮮から撤退
朝鮮出兵がはじまったあたりから朝鮮内部での抗争が本格化。
王子や王妃を巻き込んだ内部抗争が、李朝が亡くなるまで約300年間続く。


その間の主な事件は、



1627年
王が後金に追われて、江華島に逃げる。


1845年
イギリスが済州島に侵入し、住民を虐殺


1866年
フランスが江華島を1ヶ月占領。


1871年
アメリカが江華島を1ヶ月占領。



1870年前後
1万人近いカトリック教徒を虐殺。



1875年
日本が江華島に侵入。



1882年~84年
複数回にわたり、日本公使館が焼き討ちされ、日本人も殺される。



1885年
イギリスが巨文島を占領。



1894年

東学党の乱をめぐって、日清戦争へ。




1894年
日清戦争に勝った日本が、朝鮮を清の属国から独立させる。







★李氏朝鮮時代、約500年間は、主に、明や清の属国。それ以前はモンゴルや唐、隋、漢などの属国として、厳しい年貢や美女を提供する義務があった。
また、数々の規制から、色柄物の着物は一部王家を除き無く、貴族でもほとんどが白装束であった。

なお、これは韓国は認めたがらないだろうが、現在の形のキムチや明太子を製造したのは日本人である。
だいたい、唐辛子の伝播には日本人、または漢人が深く関わっている。

李氏朝鮮において、内部抗争が日常茶飯事であった理由のひとつは、南人などの言葉から分かるように、旧新羅系と旧百済系、あるいは漢人系と満州族系を中心とした民族対立があると思われ、これは現在も残っている。
それをより顕著にしているものが、本願絶対視に近い、あるいは儒教を変質し原理主義化してしまっている本願制度だろう。
実際のところ、今でも結婚やら政治家資質に深く関与しており、典型的な差別主義国家とも考えられるだろう。

ただし、民団や兵務庁が怖いし、今年の7月にどんなお達しが来るか不安だろうから、在日の方々は、このあたりは言いたくても言えないのかもしれない。
いや、ある程度客観的事実と思われる歴史を知らないかもしれない。
だから、この後に続く日韓併合時代を悪魔に支配された時代としない限り、国の支配層には困ったことになってしまう。

つい最近。ここ半世紀の歴史さえ改変し、事実を明らかにした人々に制裁を加えて、事実を見えなくしているのだろう。

一種の恐怖政治に近いものがある。

だから、ドキュメンタリーを報道したハンギョレのように、事実を書くと破壊される運命にある。

90を過ぎた老人を撲殺したりもしてしまう。

また、日本人ならば少年であろうが殺した人間を英雄扱いしてしまう。


人権家の多くは、これらに触れない。
また、インチキ報告・報道で実際にいじめにあっている日本人に関しては、触れない。


形だけの人権家がいたりする。
形だけ平等を叫ぶ人々がいる。

こういう人の一部には、自虐的であることを良しとしたり、捏造新聞を読むことがインテリだとする方々もいる。

不思議な頭をしているなあと思う。