50代以上の方なら、この名前に記憶があるのではないだろうか。
1980年に大噴火をし、山頂が400mも吹き飛ばされた、20世紀屈指の大噴火をした山だ。
シアトルの南約150kmのところにあるあまり目立たない山ではあるが、昔から火山活動は活発であったらしい。
原住民の言葉では、火と煙の山のような意味をもつ呼び名があるようだ。
山容は噴火によって磐梯山のようになってしまっている。
この噴火で、北半球の平均気温が一時的に下がったことがあったような気がする。
この噴火は予知ができたが、それを無視した研究者が犠牲になったことでも知られている。
★データ
セントへレンズ 標高2,550m(噴火前2,950m)
アメリカ合衆国国本土(アラスカやハワイを除く)では有数の活発な火山
最新大噴火 1980年
