政治経済が専門の地球環境学者は、二酸化炭素による地球温暖化ファンタジーを前面に出し、日本やドイツの枢軸国と呼ばれた国、現在でも国連では敵国とされている国々から富を巻き上げることに成功している。
また、一部には戦勝国でもないのに、いや戦争に加わったことさえないのに、虎の威をかる国々も便乗して日本やドイツから金をかすめ取っていったりしている。
世界が人権だの平等だのという言葉になってきたから、二酸化炭素による地球温暖化というお題目は、敵国から富を巻き上げるには実に上手いストーリーだ。
このファンタジー理論は、マスコミや教育の甚大な協力のもと、世界的常識になっている。
なかなか上手い泥棒テクニックである。
オレオレ詐欺のようなみみっちい話ではない。
とにかく、年間兆単位の継続的収入になるのだから。
分かっていて金を出さねばならぬ日本も哀れというか、今さらながらに情けない。しかし、これに文句をつけると相当なしっぺ返しがありそうだから、日本の政治家も黙らざるを得ないのかも知れない。
前置きが長くなった。
本論に入ろう。
一部では言われていたが、太陽活動が弱まる時期には、地球活動は盛んになるというものがある。
太陽は基本的には、11年±1年くらいのサイクルでの活動の波がある。
現在は丁度ピークを過ぎたあたりで、来年あたりからは徐々に活動が弱まって、5年後くらいにはほとんど黒点が見られなくなる。
黒点の数や大きさは、太陽活動を知る大きな手掛かりで300年くらい前から観測がされており、また地球環境への影響も予測されていた。
また、紀元前から黒点の存在は知られている。
ヤタガラス神話などが、その代表だろう。
ただし、11年±1年のサイクルというのは基本的なものであり、時々この波が消えてしまう。
つまり、長い間黒点が見られない不活発な時期が続くことがある。
こうなると、地球の表面温度、気温が徐々に下がっていく。
つまり、寒冷化してくる。
さて、ここまではほとんど常識に近い科学的な事実だ。
ここからは、私のSF的発想による話となる。
太陽活動が不活発になると、地球は風邪を引かぬように自ら体温を上げようと活動を開始する。あるいは、風邪の症状が出てくる。
それが、地震という震えであり、マグマ噴出という鼻水だ。
この鼻水たるマグマ噴出、つまり火山噴火は、地球全体を温めて地球の命を守る活動なのだが、地表付近だけに限れば、太陽光線エネルギーを減衰させることになるから、地表付近の気温・地温は降下してくる。
この気温・地温降下は、地表で生活している生物には甚大な影響を与える。
特に、生命力が低くわがままな人類などには、極めて厳しい環境となる。
いわゆる、冷害に襲われ、各地で大規模な飢餓、疾病が起こる。
こうなると、人は食べるために戦争を始めてしまう。
昨日一覧表にしたように、巨大噴火の後には、大きな歴史の曲がり角がある。
また、国々、文明の消滅がある。
が、これは巨大噴火などで考えるのではなく、太陽活動から考える方が、より源に近づく可能性がある。
太陽には、約30日の波、約11年の波、さらにはもっと大きなサイクルの波があるだろう。
この波を変えることは、人類にはできない。
だから、せめてより適切な対策が必要だろう。
しかしなあ。
二酸化炭素による地球温暖化ファンタジーを、世界はいつまで続けるつもりたろうか。
早ければ数年内に、このファンタジー理論が破綻する事実が現れてくるかも知れない。
21世紀中頃には、地球は寒冷化時代を迎える。
これが昔からの、私のひねくれ予測である。