一部マスコミで、ここ24年で最大の黒点が現れたとあった。
(今日現在の太陽)
これだけ読んでしまうと、太陽黒点が増加している(=太陽活動が非常に活発化している)と勘違いしやすい。
だいたい、掲載した写真は先月のものだ。
太陽活動は、全体的には今年の2月あたりをピークに、今後弱まる傾向にある。
宇宙天気予報によれば、来年末には太陽黒点数は現在より3割方減る(=活動が弱まる)予想だ。
確かに一瞬大型の黒点が現れるかも知れないが、こういうものは全体的な傾向でとらえなくてはならないのではなかろうか。
2年後の今頃は、黒点数は今年2月の半分以下になるだろう。
黒点は11年±1年のサイクルで増減し、これは地球環境にも大きな影響を与えている。
さらに、このサイクルが突如止まり黒点のない時期が続くこと時があるが、そうなると地球は一気に寒冷化してくる。
地球温暖化という経済地球環境学者のファンタジーが、全く成り立たなくなる。
そうなるまでは、日本をいたぶり、金をせびることができるだろう。
また、これはまだ仮説だが、一部研究者の予測では、黒点が少ない時期には地震が活発化するという話もある。
この理論には矛盾もかなりありそうだが、マスコミを使って我々をコントロールするには都合のよい理論かも知れない。
地球上の水分はけして一定を保っているわけではなく、ここ数億年に限れば、徐々に減っているはずだ。
ただし、人類の歴史レベルでならほとんど変わっていないともいえる。
だから、人類の歴史の中でなら、もし地球が温暖化したなら多分海水面は上昇する。
しかし、北極の氷がどんなに溶けようが、ほとんど海水面上昇は起きない。
問題は、南極の氷だ。
が、南極の氷の増減の話はあまり話題になっていない気がする。
このあたりのからくりはどうなっているのか、わからない。
とにかく地球環境は、自然科学者よりは政治・経済学者のほうが詳しいようだから。