エレバス山
北極には陸地がないから火山はないが、南極は大陸。
地球は生き物だから、ここにも火山はある。
現在知られている中では最も南にある火山が、ロス海の中にある小島で噴煙を上げる、このエレバス山だ。
かつ、南極では一番活動が活発で、10年くらい前には噴煙だけでなく、溶岩も流れ出している。
ただ極地の火山のため、水蒸気などはあっという間に凍りつき、周りを溶かした溶岩もさほどは広からず、溶けた氷が独特の光景を作るらしい。
登頂記録はあるようだが、極地故に生きて帰れても悲惨な状況(ヒマラヤクライマーなどのように、何本かの指を失う)のようである。
★データ
エレバス山 標高 3,794m(富士山とほぼ同じ)
真夏でも-40度程度
活火山 最新噴火 2005年