【トド南下】あまりにも矛盾した報道に、言葉出ず | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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トドが九十九里までやって来た理由。

あまりに奇妙な説明に唖然とした。
これも地球温暖化で住むところがなくなり、南下したのだという。

大丈夫かいな、頭。

地球が温暖化したならば、トドのような寒帯に生活する動物は、南下するのではなく、より寒い場所を求めて北上するはず。

何でより暖かいところにやって来るの?


この説明が矛盾していると分かっていて、敢えて報道するのやら。


トド南下は、寒流の親潮が茨城沖まで南下したため、その流れに乗ったトドが、茨城沖から九十九里に迷いこんだ。

これが、より理解しやすい説明でしょうよ。

つまり、通常は三陸沖あたりで暖流の黒潮とぶつかって潮目ができるのが、今年の秋は茨城沖あたりに潮目ができている。
これは、千島やアリューシャンあたりで発達している低気圧と強い関係がある。
そういう話ではないのかなあ。


とにかく、寒いところが好きな動物が、温暖化したからより暖かい海にやってきたという話は、小学生でも首を傾げます。



少なくとも、親潮の話を出して欲しかったところ。

はーあ。

最近の報道番組って、なんなのだろう。