【脇道・迷い道】献金の話から始まって | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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日本の国会議員には、外国人から献金を受けることは禁止されている。
ここで言う外国人とは、日本国籍を持たない外国籍の人という意味であり、日本民族やら外国の民族という意味ではないだろう。
そんなことをしたら、それこそ差別だ。

どうも、このあたり、つまり区別と差別をごちゃ混ぜにしている話を目にする。

日本国籍の人と、外国籍の人とを分けるのは区別であって、差別ではない。
これは、地球上に国が存在する限りはずっと続くものだ。

ところで、外国籍の方かどうかは、なかなか分からない場合もある。

仮に寄付を申し出た相手が、ビヨン・フォン・ブッフバルドとかいう名前で、瞳が緑色とかなら、ああ外国籍の人の可能性が高いなと思うだろう。
しかし、名刺には、木下やら金村とかあり、外見ではほとんど差がないように見える外国籍の方もいるかも知れない。
このあたりは、なかなか難しいところだろう。


こんな政治の話ではなくても、結構間違ってしまう言葉も多い。

例えば、ベトナムや海南島あたりで東京湾と言ったら、日本とは関係がない。
また、稚内あたりで真岡と書いたならば、北関東の町ではなく樺太の話となるだろう。


こんな話もある。
南北朝と言ったら足利や楠木は全く関係がなく、金やら朴とかいう名前が出てきたりする。
(これはジョークではない)

またある国では、
He likes you.
なんて発音をしたら、殴られるか軽蔑されるやも知れない。

前にも書いたが、カレーライスを頼もうとして、

キャリー ライス プリーズ
なんて言ったら、店から叩き出される可能性もある。


言葉は難しい。

日本のだじゃれ感覚は、ヘブライ民族やらには通じるだろうが、世界共通の感覚ではない。

話がまとまらなくなってきた。


ほな。サランバ。