プログルファーになるにはあと少しだけ練習が必要そうな、心も体も妖艶、かつ純粋な乙女ブロガーがいらっしゃる。
あっ。心も体も妖艶とか純粋とかいうのは、お会いしたことがないので私の希望的妄想ではあるが。
その方が、ダ・ヴィンチ≪最期の晩餐≫について触れられていた。
これに関しては以前記事にしているが、その記事を見てもう一度まとめてみようと思った。
全体像
イエスを中心に12人の使徒が描かれている
イエス;衣服に注意・・・内側に赤の着物。その外に青の着物を羽織っている
イエスとは逆の配色(内側=青、外側=赤)の人物
従来説はヨハネだが、どう見ても女性的でありマグダラのマリア説が出ている。
この人物も要注意
従来説では、フィリシポ。
しかし、この衣服の配色もイエスと反対で、指はどう見ても女性である。
私は、こちらの方がマグダラのマリアであり、マグダラのマリア説があるのは聖母マリアだろうと思っている。
この壁画のミステリーとして有名なのが、このナイフを持つ手
使途は12人だから腕は24本のはず。
ところが、この腕はもたれかかったマグダラのマリアともいわれる右手方向から伸びた25本目の腕。
だれの腕かはわからない。しかし、その指は男のものだろう。
画面では一番左にいる、従来説ではバルトロマイ(ナタナエル)の右手。
手首の黒いマークが、何らかの暗示をしている。これはナタナエルではなく、ユダではなかろうか。
トマスとヤコブ
トマスは人差し指を立てている。
これが中指なら、どういう意味だろうか。また、その目も。
ルーブルの≪岩窟の聖母≫のようないたずらをするダ・ヴィンチだ。
これくらいの暗示はするだろう。
ヤコブの顔も、非常に奇妙。これは怒りの表情だ。
ひねくれ者のダ・ヴィンチ。
窓から見える風景や、壁に描かれているであろう何らかの絵にもしかけがあるような気がするが、剥げ落ちてしまっててよく見えない。
しかし、≪岩窟の聖母≫同様、いろいろと楽しませてくれる。