【グーグル百名山】21;高千穂峰  (+91;アンナプルナさわり) | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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高千穂峰


高千穂は、日本神話の最初に出てくる山だ。

天照大御神の孫となる(天孫)ニニギが降り立ったのが、この高千穂峰ということになっている。

あるいは、伊弉諾(イザナギ)が海をかき混ぜて日本列島を造り上げた時の鉾があるともいう。


実際、山頂には鉾が突き刺さっており、これを天逆鉾と呼んでいた。

これは奈良時代には既にあったらしいが、最近破壊されてしまい、現在あるのは模造品のようである。

なお、この天逆鉾を坂本龍馬が引き抜いたという話があるが、どうもこれは事実のようだ。

この時に、鉾が折れてしまったらしい。

坂本龍馬が暗殺された理由を、このあたりに求める推理小説も書けそうである。


高千穂付近は渓谷も含めて神話の宝庫、神の地であり、神話に登場する真名井の滝もある。

また、非常に活発な活動をしている新燃岳もこの山塊である。


余談だが、丹後の国・真名井神社には、三角形と逆三角形を組み合わせた社紋がある。

この形は、とりもなおさずダビデの星である。

ただし、これとイスラエルを結びつけるのはいささか早計だろう。

円や三角、四角は図形の基本だ。

ダビデの星と同じ形が日本にあっても、特段不思議ではない。

ただし、神を除く風俗があまりにも似ていることは、一考に値するだろう。


また、タカチホとは高千火(たくさんの火を吐く高山)、または高血火(高いところから流れ出る溶岩)という解釈も成り立つだろう。





★データ

高千穂峰  標高 1,573m  霧島山地2位

日本;宮崎・鹿児島県境

キリシマツツジなど、この地固有の植物も多い














★100名を超える遭難者を出しているかもしれない、ネパールのアンナプルナ。

名前はアンナプルナ=豊穣の女神だが、登山者にはキラーマウンテン(人食い山)と昔から恐れられている。

1人でも多く、助かってほしい。