キリマンジャロ山
本来、この山を世界百名山の最初に持ってくるべきかもしれません。
というのは、人類の生まれたのがこの山付近かもしれないからです。
その意味では、人類の母なる山とも言えるでしょう。
マサイ族はこの山を、ンガジェンガ(神の家)と呼んでいるようです。
また、山頂付近はスワヒリ語でウフルと呼ばれ、これは自由を意味するようです。
この山の存在は、欧米には19世紀まで知られていませんでした。
また、存在が知られるようになってからも、山頂に万年雪があるという話はホラ話として学者には受け入れられませんでした。赤道直下の山に万年雪などあるわけがないという考え方からです。
山頂の雪が事実として認められたのは、なんと20世紀になってからのようです。
画像でもわかるように、山脈の中の山ではなく独立峰です。
このキリマンジャロは、独立峰としては世界一高い山のようです。
また、素人にも比較的登りやすい山として知られており、先輩にも数日かけて登った人がいました。
★データ
キリマンジャロ山 標高5,895m
タンザニア
独立峰世界一
別名;ウガジェンガ・・・・・・マサイ語で『神の家』。 頂上はスワヒリ語でウフル(自由)
20世紀までは、中腹まで永久氷河が存在。これの消失はいわゆる地球温暖化とは無関係。
高度差による植生分布の違いが明瞭。
森林限界・・・3,000m 植生限界・・・4,400m
200年前に噴火活動あり。