しかし、1日10回近くこうしたデータを、毎日国民に出してほしいでしょうか。
なんかあってから騒ぐことはできますが。
御嶽山の場合には、関係自治体への連絡は行っていると思われます。
もし、今回の御嶽山レベルの変化を皆に知らせるべきとなったら、毎日40件くらいは報道が必要かと思います。
東伊豆など、雨が降る度に報道することになるでしょうね。
今回の被災者の方々は本当に不運でした。
ご冥福をお祈りしますし、これを責める気持ちなどは毛頭ありません。
ただ、後になってから一部だけ切り取って批判するのはおかしいと思います。
中には毎日注意報が出されても、まったく噴火はないが観光客が減って商売ができなくなる観光地の方も出てくるでしょう。
このあたりの考慮もしないといけない気がしています。
実際には、毎日数回出されることになるであろう、桜島付近や阿蘇山、那須、福島吾妻、浅間、伊豆大島、三宅島あたりにも、毎日のように観光客や登山客がいる現実もあります。
天気予想がはずれても文句を言う。
でも、予想を出さなくても文句を言う。
では、そうした文句を言う方は、毎日何十、何百という予想を自分で検討するというのでしょうか。
気象庁の今後の現地への発表に関しては改善すべきだとは、私も思う。
しかしながら、今回レベルの変化を問題視するならば、日本だけで、1日だけで何十回、いや何百回の情報を発信しなければならないことか。