何とも言えぬ匂いに誘われて裏庭に行った。
一度枯れそうになったが、「お前なら大丈夫」となでてやったら、元気になり今年はすごい。
なんと、100個近く実がなった。
何個かはカラス殿が味見するだろうが、1年は無理としても、2~3週間は楽しめる。
とりあえず今日は、これだけテーブルへ。
昼飯の用意も終わったから、ミカンをひと齧りしながら表に出た。
さて、今日は散歩ルートを変えてみた。
かなりの藪道となるので、蚊から献血依頼が来ることが予想された。
長袖に靴下をはいての散歩である。
(今までは、半そで裸足にサンダルであった)
まず目に入ったのが、シロヤマブキの実。
七重八重花は咲けども山吹のみの一つだに無きぞ悲しき
の山吹は歌通り実はみられない。が、この白山吹は小豆くらいの実ができる。
山の入り口には、ノアザミが咲いていた。
続いてイノコズチ。
都会にあるのは、ほぼ100%ヒナタイノコズチである。
これは、皮膚の弱い人は要注意。
マユミ
これは探すのに苦労した。
キヅタは実が表に出ていて目立つが、このツタの実は葉の奥に隠れていて見逃しやすい。
サルトリイバラ
薔薇尻茶。失礼、ローズヒップティーはこんな実から作るのだろう。
クコ
ハゼラン
シラヤマギク
本来は花びらも少なく、寂しそうな花である。
さて、日も暮れかけてきたので、山から農道に出た。
図鑑などでは実がならないとされているハナザクロ。
まれに、こんな実ができることもある。
珍しい、ハナザクロの実
ハキダメギク
スベリヒユ
今年は豊作だぞ。
なーんてやっているうちに日が暮れた。
家政夫爺の仕事の時間だ。夕飯作りをしなければ。