所謂【魏志倭人伝】その24 ポリネシアの島々と言語 | しま爺の平成夜話+野草生活日記

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今回は本文から離れて、ポリネシアの島々に関して考えてみます。

まず、ポリネシアの位置を確認しましょう。



前回記事にしましたが、倭から東南に1年船旅をしたところに裸国や黒歯国があるとしていますが、これらの国々はポリネシアの島々を指しているのかもしれません。

これは妄想ではなく、ポリネシア人の航行能力からすると、端から嘘として切り捨てるほどの話ではないでしょう。

周り1000kmに島らしい島のないイースーター島にさえ人間は住んでいました。

また、ポリネシア人は、西洋人よりはるか以前に、数千キロ離れた南米にさえ旅をしていました。

1492年のアメリカ大陸発見というのは、西洋のキリスト教徒からの発想です。


これら広い地域がなぜポリネシアとひとくくりにされるかというと、どうも同じ民族が広がっているようだからです。

言語で比べてみましょう。

非常に離れたハワイとニュージーランド。

しかし、その言語であるハワイ語とマオリ語は、基本単語がほぼ同じです。

母音はこの三角形の中は、ほぼ同じと考えていいでしょう。




紀元前に、エジプト人はインドシナあたりまでは来ていたと思われる資料があります。

この人たちがポリネシア人と深くかかわっていると思われます。


また、前回も載せましたが、マオリ人の出で立ちはお相撲さんそのもの。

かつ、よく見るとエジプト人にも似ています。



ポリネシア語母音と、日本語母音は一致しています。

以前、マオリ語と日本語の比較をしました。

今回は、ハワイ語に関しても簡単に比べてみました。

なお、再度マオリ語との比較表も載せておきます。


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