
さて、どこまで話たかな?長らくさぼっていたから、忘れたわい。
おっ、そうだ、そうだ。7万の家々がある女王国に着いたところまでだった。 さて、ここからは伝え聞く名前ばかりではっきり分からない国の名前がズラリ続く。 あくびでもしながら聞いておりゃよかろう。
女王国に来るまでの北の様子は、今まで話たように、戸数やら里程が言えるが、周りの国々は離れていてよく分からないんだよ。
さて、では国々の名前を挙げていくか。
斯馬国、次に己百支国、伊邪国、都支国、弥奴国、好古都国、不呼国、姐奴国、対蘇国、

次に蘇奴国、呼邑国、華奴蘇奴国、鬼国、為吾国、鬼奴国、邪馬国、躬臣国、巴利国、支惟国、烏奴国、奴国。
ここまでが、女王国の範囲だ。
こうした国々についても百人百様の推定地があるが、いずれも根拠が明確ではない推論にすぎないから、飛ばして次にいくか。
南には、狗奴国があって、ここは男が王になっている。 高官は狗古智卑狗と言ってな、ここは女王国には属さなかった。
狗古智卑狗は、菊池彦説が有力だ。
狗奴は、球磨、熊襲に似ているから、南九州・熊本あたりではないかとの説が支持されている。確かに、熊本には今でも菊池という市があるな。
久々で疲れた。
今日は、これまで。