私には平等とか正義とかいう日本語が理解できないから、差別賛成派とかでも差別反対派とかでもない。
だいたい、それがなんだか分からないのだから。
ただし、差別反対を訴える人たちの言葉の中にある差別発言を見つけることはできる。
そんな例を挙げてみよう。そうした方々の多くは、固定観念、恐怖観念が強いようにも感じる。
とにかく、自分が差別していることを自覚できる能力に乏しいのだ、と推定できるだろう。
または、差別と区別の差を理解できない可能性がある場合も多い。あるいは、日本語の理解力が足りない場合もあるようだ。
差別反対者の中の差別的発言、または差別と区別混同意見の例。
・名乗り出ないなんて、男らしくない。
→じゃあ、女ならいいわけ?
・隠れてヤジるなど、女の腐ったような人だ。
→この表現の意味分かってる?
・日本人は差別する民族だ。
→そういう、あなたは?
・幼い時に貧しかったから、犯罪に走ってしまった背景にも考慮すべきだ。
→なんと失礼な!貧しくとも誠実な方は多い。
・母子家庭で育ったから、あのような考えや行動にいたってもやむを得ない。
→これまた、失礼だ。母子家庭でもすばらしい方々がほとんどのはず。
・幼い時の病で腕の動きが不自然になった障害を持っており、かかる犯罪に至る背景には納得する。
→完全な差別発言。身障者に失礼だ。
・善悪の判断ができなかったのだ。だから、仮に複数の人を殺傷していても罪を問えない。
→何をバカな。罪なく殺された本人や家族は、たまったものじゃない。
・あの人のやってることは、芸者や太鼓持ちと同じだ。
→芸者も太鼓持ちも立派な職業ですが?
・福島産の食品を食べているような……。
→知能が低いんじゃないの?あるいは地理の知識がないんだわな。
あっ、この意見も差別的だけど。
・●●をするとは●人ではない。
→よくある固定観念・強迫観念。
・どうしてこの国では、差別されるんでしょう。最悪の国です。
→最悪なら、出ていけばよい。
・●を支持するのは売国人だ。
→これまた、固定観念・強迫観念。
・加害者にも人権はあります。
→罪なく殺された人の生命権はないの?
・同じ国に住んでいるのに、国籍で差別するのは……。
→国籍区別は当然です。無いなんてありますか?
・日本人じゃないけど、税金も払っているのに参政権もなく……。
→国籍さえないのに、参政権がある国を教えて欲しい。
・「さあ、迷惑をかけたおばあちゃんたちに対して、床に頭をつけて謝りましょう」
(高校の修学旅行で)
→高校生に何の罪が? アホかいな。
わざわざ修学旅行先に選ぶ、日本の学校も学校だが。