タイの大学で、軍政について世論調査を行った結果がでたようだ。
日本のマスコミは、大方タイの軍政に批判的評価をしているが、現地では違っているようだ。これは私の経験と勘からも納得できる。
アンケート結果概略を記そう。
・国内の雰囲気が改善され、平穏となった→72.7%
・コメ買い上げ・未払い問題など、いくつかの問題が解決された→69.6%
・すべてが落ち着くまでは、現状政権であって欲しい→65.4%
マイナー意見の主なものは、
・一部市民の反対と自由制限→37.9%
・人気取り政策の連発し過ぎ→31.3%
最終的に点数は、10点満点で、8.82点。
かなりいい政治をしていると、国民には受け止められているようだ。
まあ、日本人の一部には、このアンケート自体に文句をつける方々もいるのだろうが。
どうしてもそうしたい理由があるのだろう。
日本の一部マスコミは、変な報道をしている。
軍=戦争好きじゃあないですよ。
それは偏った見方です。
でも、偏った見方しかできない方々も、確かにいるにはいる。
哀れであり、残念だ。
嘘だと思ったなら、タイに行ってみればいい。
国民の多くは、軍を信頼しています。
なぜなら、軍とは自国民を守るためにあるというのが常識だからでしょう。
日本のように、自衛隊を否定するようなバカな人たちは、海外の破壊グループを除けば、まああまりいないと私は思っています。
またこれは、タイに限りません。
自国民を守ってくれる人たちにマスコミや一部市民が、真っ向から否定的な意見を述べて当たり前。
しかも、なんらおとがめなし。
変ですね。
アメリカ合衆国などでも、反戦デモなどは盛んかもしれません。
しかしそれは、軍を否定するようなデモではないのでは?
ずいぶん履き違えた理論が成り立っている。
甘い国だ。
また、寛容な国だ。
今まではそれでも良かったかもしれない。
しかし、例えば国会議員に反国家的考えや、自国民を守る自衛隊を否定することを許しているような変な状況。
軍と戦争を結びつけ、さらにみなに不安感を呼び寄せる。それでいて海外からの破壊には目をつむる。
私の頭では、それこそ国を危うくする人たちに見えてしまう。
軍=戦争ではない。
軍=戦争好きでもない。
軍=侵略でもない。
むしろ軍が一番平和を願っているかもしれない。
そんなことを考えさせるアンケート結果だった。