なんか知らないが、すごいことになっていた。
どうなんだろうね。
テレビバラエティー番組の中の言葉なのか、あるいは自分の実際の過去なのか。
でも、ジョークにしても引いてしまうな。私の場合は。
あのヤジには、いろんな意味があったかも知れない。
でも、あそこで、あんな表現をすべきものではなかったし、万が一何らかの事情があっても、そのヤジの罪が消えるわけではない。
ところで、そんなヤジをめぐるあれこれの中に、接近遭遇した方の名前があった。
関根勤だ。
まだ彼が駆け出しで、劇場で駆け回っているころだから、もう30年くらい前の話になる。
彼がジキルとハイド役で熱演していた。
と、舞台から降りて来て、私たちをそのマントで覆いながら、私たちを脅かすという、ちょっとしたパフォーマンスをした。
その時私の左隣には、それなりの美女がいたから、ちいとからかってやろうということだったのだろう。
しかし、ヤジ問題が、裏ではとんでもない方向に走っている。
ヤジは許せない。
しかし、塩村さんに近づきたいとも思わない。
今の私なら、逃げる。
若かったら、どうか分からないが。
えっ?声さえかけてくれない?
ごもっとも。