今回は、昨夜に続いて福島ばかり名前を出す一部マスコミや先生方への疑問を含めて、思いつくまま書いていきたい。だから、いつものようにかなり脱線もあるだろうが、とにかく書いていってみよう。
私も現在の原発というのは、どうも不気味な存在ではある。
とにかく、人類には暴走を止められない対象だからだ。同時に、化学汚染の類いと同一視点で考える相手ではないから、汚染やら影響やらを理解すること自体が難しいこともある。だから、事故後一部マスコミが垂れ流していたような、いかにも化学物質による汚染の除去や消毒に似た『除染』なる、いまだに私には理解できない言葉が当たり前の日本語として定着してしまうという現状もある。
また、一部のエセ科学者が論じる微生物による除染とかいう奇想天外な話を信じてしまう人たちまで出てきたり、当時の政府がそんなエセ科学者グループを支援していたらしい話まである。
そんな中には著名な詐欺師もいて、実際過去に詐欺などで警察や裁判所のお世話になった方さえいる。
現在の原発には不気味さを感じる私だが、こうしたインチキ、または金儲けのための反原発というのはいただけない。
信じやすい相手を騙して、自分の利益を追求するやり方は、どうも私には納得できないでいる。
話を福島に戻そう。
なぜ、福島ばかりことさら強調するのやら?
地理の勉強をしたことがあるのだろうか?
放射性物質は、人間のつくった境界線に沿って分散するのかな?
福島、福島と、福島ばかり強調するやり方は、実におかしい。
確かに、事故の続いている福島第一原発付近では、メルトダウンした燃料がある限り、半永久的に不毛の場所になるだろう。しかし、それと福島県全体とは話を分けなくてはいけない。
東京で反原発を掲げて当選してしまった、中核派とも深いつながりある議員がいる。
この方が言っていた『ベクれる』などという言葉は、どういう思考回路から出てきたものだろう。
エジプト大使館前で『人殺しーっ!』などと、とても良識の府と呼ばれるところに席を持つ議員とは思われないことまで、平気でしているように映像からは見えてしまう。
かつ、伊豆大島の災害の時は、付き添い人が『人を殺したいから自衛隊に入るんですかね』に似た発言までしている。こうした思考回路は理解できない。
この方の私には信じられぬ言動はまだまだあるが、最近はすっかり名前を聞かない。何をしているのやら。
とにかく、福島という言葉のいじめをしている。
だいたい、ベクレルだのシーベルトだの言っているが、それはなんですかね? どんな意味?
簡易測定器でシーベルト値が出てしまうという機材は、商業第一の我が国ならではの商売であり、まあそれは食品でも衣料、嗜好品でも当てはまるだろうから、あの測定器とか言われるものには目をつぶっておこう。
しかしだよ。
セシウムだのストロンチウムだのの話ばかりしているけど、『放射能汚染が恐い』という、私には意味不明のことをおっしゃる方々は、自分で言っている内容を理解しているのやら。
また、カリウムとかは考えているのやら。
おそらく、日本とは地球の反対側のブラジルのアマゾン密林にある果物にも、放射性物質があり、放射線を発しているのでは?
つまり、宇宙線による被曝以外にも、地球上に存在する食品を食べる限りにおいて、必ず被曝はしているのでは?
もし、放射線を出すものがあった時、それを汚染されているというならば、残念ながら地球上に汚染されていない食べ物はないのでは?
だいたい、セシウムの一部の同位体から観測(ほとんどの機器は推測値)できる一部の放射線から、シーベルトを計算している現状(だと推定する)。
この現状を知らないで、何でベクレルだのシーベルトだのの値に一喜一憂するのやら。
その測定器とやらをお持ちの方は、カリウム同位体について考えているのやら。
話は変わるが、ウクライナのチェルノブイリばかり口にする方々も、非常に疑問だ。
あの事故で、短期的甚大な被害は確かにウクライナが被った。
でも、ベラルーシの方が飛散放射性物質蓄積が多いのでは?
そんな気がした。
私自身原発やら物理は全くの素人だ。
特に物理化学は苦手中の苦手で、教養学部の時は追試でやっと単位をもらった。
だから、放射線などの知識は全くの素人だろう。
同位体も、基礎教養実験で2、3回使った程度しかない。
だから、何も知らないに等しい。
が、それでも、あまりに信じられぬ一部の見方には、ため息が出る。
とにかくだな。
福島、福島と、福島の環境やら食べ物をとやかく言っている人たちは、善意の知識不足か、善意の騙され役か、悪意ある詐欺師だな。
私はそう思っている。
ヤナギハナガサ(新たな侵入者)。見た目はかわいいですがね。

