しかし、その事実とは何だろうか?
イラクが大量破壊兵器を所持しているから、危険だと米政府が主張した。
こう言ったことは事実である。また、それに沿って多くの国々がイラクを非難し、世界最古の歴史ある国が消えた。
米政府が言ったという事実はある。
が、イラクには本当に大量破壊兵器があっただろうか。
南京入城の際に、日本軍は30万人の民間人を殺害したという報道はある。
また、それをもとに書いた小説もあれば、小説を事実として報道した、あるいはしているマスコミもある。
報道があったのは事実だ。
が、そのような民間人を大虐殺した事実はない。
チェジュドで、婦女子を無理やり日本軍が売春婦として連行したという小説があるのは事実だ。
また、その小説を事実として報道した新聞記者が、現在は教育者となり青少年に教えているのも事実だ。
しかしながら、その小説を検証した韓国、ならびにNHKなどの検証では、そのような例を見つけられなかったのも事実だ。
言葉を口にしたことは事実だろう。
しかし、言った内容が事実とは限らない。
それは、自称慰安婦のころころ変わる証言内容や、客観的にあり得ない内容からも明らかだ。
思い出して欲しい。
南スーダンでの銃弾の件を。
今回、自分からぶつかっていきながら、ぶつけられたとする報道を。
いわゆる従軍慰安婦報道をした記者の義母が、いかなる詐欺で本国で捕まったのかも。
繰り返す。
言ったことは事実かも知れない。
しかし、それが事実とは限らない。
キリ

霧ではない。桐である。
五里霧中ではない。一部のマスコミが日本のものではないだけである。
一部の教育も。
キツネアザミ

虎の威を借る狐ならぬ、法螺の絵を描く化常かな。