タイでは4月10日から15日にかけてソンクラーンと呼ばれる水祭りが行われる。
誤解されている場合が多いと感じるが、このソンクラーンは仏教行事には関係がない。
日本でいえば正月祭りのようなものだ。
現在は新暦になってしまったから4月の行事だが、本来は正月の行事である。
ソンクラーンでは、だれそれ構わず通り行く人に水をかける。
私がかの地でソンクラーンを迎えたのは1回きりだが、それでも何度が祝福の水やら、白い色付き水を街角のお姉さんなどからかけられている。
これはおそらく、乾期が終わってやっと恵みの雨の季節だとのお祝い行事から始まったのではないだろうか。下記のグラフを見ればわかるように、4月末から本格的な雨期になる。
ところで、このソンクラーンの習慣、つまり水かけ祭りに似た行事を、日本では1か月遅れで行う。
どうも日泰友好と関係するらしい。
それをまねたかどうかは知らないが、今東シナ海南部で中国とベトナムが水かけ祭りをやっているようである。
放水銃を使った、相当派手な水の掛け合いだからか、国際ニュースにもなっている。
マツヨイグサ
最近は圧倒的にメマツヨイグサが増えて、このマツヨイグサはめったに見られなくなった。
葉っぱの形に注意。