だから、今回一部の新聞が伝えている、香川県あたりに朝鮮民族を一律に差別するような貼り紙があることについては、まさにその通りであり良くない行為だと思う。
しかしながら、一部報道には呆れた。
その対象となったらしい方が貼ったと思われる方の、やはり条例違反については触れていないのではないだろうか。
さらに、あろうことか4000枚の許可をもらっているとの噂まであるらしい。
香川県には屋外広告物条例があり、その禁止対象に
第9条(4)に 信号機、道路標識、踏切遮断機又は踏切警報機の効用を妨げるおそれのあるものとある。
その4000枚が知事の許可を得たとの話がある一方で、電信柱やカーブミラーなどに貼られたハングル貼り紙の写真があり、一部情報では香川県都市計画課から注意をされたらしい。
また、地元では世界遺産への登録を考えているなか、景観を乱すとの苦情もあるという。
差別の貼り紙は悪い。
しかし、こうした話を伝えないのもいかがなものか。
これは、ヘイトスピーチと呼ばれているものも同様だ。
一部公共マスコミは、仲間にヘイトスピーチをする側への怒りインタビューを長らく放送した。
確かにヘイトスピーチはいけないだろう。
しかし、それの反対側、つまり差別されていると訴えている側の暴力や脅迫に関しては、見えなかったり聞こえなかったりする。
一部マスコミは、やっぱり一方向のみの報道で読者を洗脳しているなあ。
そう感じた報道だった。


