私は基礎的な知識が不足しており、深く書こうとするとボロが出てきますから、それを妄想で補い、教科書にない日本誕生話を綴ってみようと思います。
ただし、私の分かる範囲で正確には記そうとは思います。

世界で最初に都市ができ、教科書でいうところの文明が開化したのは、ウル地方。 今のイラク南部だったと思われます。
この人たちは分かっている範囲では、最初に文字を発明し、この文字は後のエジプト文明で知られる複雑な絵文字ヒエログリフや、黄河文明以降作られる漢字とたいへん似た特徴があります。
ただこれは、文字はみな象形文字からの進化ととらえれば、単なる偶然かもしれません。
このウルは現在のイラク南部にあり、チグリス川とユーフラテス川に挟まれた地域という意味で、メソポタミアと呼ばれるようになります。
メソポタミアと言っても、ハンムラビ法典を作った、学校で習うメソポタミア文明とは違います。
ハンムラビ法典や、それを記した楔型文字の原型を作った人たち、つまり学校で習うより前のメソポタミア文明です。
このメソポタミアのさらに南部に住んでいた、最初の文化を築いた人たちをシュメール人と呼んでいます。
シュメール人は、後にバビロニアやアッシリアといった、当時最強の国を作った民族とは異なります。つまり、現在イラクにいる人たちとは言語が全く違っています。
後のバビロニアにはシュメールをコピーして、自分たちの言語を文字にしていきました。
では、学校で習うメソポタミア文明の前にあり、その基礎を築いたシュメール人はどこに行ってしまったのでしょうか?
実は分かりません。
が、残っている文字などから、次のことが分かっていたり推定できます。
①言葉の並びは日本語に非常に近く、単語さえ分かれば、日本語感覚で読むことができる。
②多神教である。
万物に神が宿る。
③男性はギ音、女性はミ音に関わりが深い。
古代日本の神である、イザナギ・イザナミに代表されるように、多数ある日本の古代夫婦神の大半は男性神にギ、女性神にミ及びその変化音であるべやビが末尾に入る。
③神と柱に強い関係がある。
④宮殿入り口左右に、獅子を配する。
⑤共に葦は重要な存在である。
⑥後のエジプトが敬意を払っているが、このエジプト王、つまりファラオ名で天照大御神という日本語を考えると、
アハ・マアト・ラァ・サァ・アハッ・エム・ハム
となり、これは古代エジプト語で
宇宙の真理である誠に従い、太陽の息子たる偉大なる陛下
と、まさに現在日本の天皇を説明した意味となる。
